2024年09月02日

美術展のはしご

美術展のはしご
関係するアート展とジパング展をはしごでみてきました。
それぞれ特徴があって面白かったです。

関係するアート展は、障害のある作家さんの作品展。
作家さんごとにそれぞれ特徴があり、緻密だったり、ざっくりしていたり。
娘はちょっと怖がる作品もありましたが、作家さんの純粋な作品が多く楽しめました。
アウトプットが手段ではなく目的になってる感じがしました。

ジパング展。こちらは現代のトップアーティストの作品展。
さすが!という作品が非常に多かったです。
特に、見たかったのは、
奈良美智:思ったより作品が大きくてびっくり。生で作品が見れてよかった。
会田誠:あのイメージが強かったけど、今回展示されてた巨大作品はすごかった。圧巻!
山口晃:東京オリンピックの例の作品で好きになりました。その作品が見れてよかった。
もちろん、他の作品もすごかった。池田学氏の作品も圧倒されるものでした。
ただ、こちらは「関係するアート展」と違って、作家さんの思想(政治的なものとか)を感じてしまう。
そういうものを含めて…というか、そういうものを伝えるための手段としてのアート作品なんだろうけど、どうもそういうのは苦手。
(見る人にもそれなりの思想というものが存在しているわけで、そういうのが邪魔して作品を楽しめないことがあるので)
こちらはアウトプットが手段になってるというか。目的があってアウトプットしている。
まあそれが正しい姿なのかもですが。

どっちが正しいとかどっちが間違いとかそういうのではなく、どちらもそれぞれ良さがあって良かったです。
関係するアート展は終了してしまいましたが、ジパング展はまだ始まったばかりです。
1200円でこの作品群を見れるのでおすすめです。


Posted by Moondoggie at 20:20│Comments(0)
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